0830 memo

2008.08.30

雨がひどい、雨が。

最近なんだかんだでドタバタしているのですが、三島で見て来たものが面白かったからか、季節のせいか何か新しい作品でも作ろうかなと考えたりしている。自分もそうなのだが某社員も何か作りたそうだったので、10月には上手いことスケジュールを調整して制作の時間が取れればいいな。どうなるか分からないけれど。っていうか作品って変な言葉ですね。

以前仲のいい方々と制作ってハードコアな自習だよね、という話をした。作品作ってすぐにお金が振り込まれるわけでもないし、私の場合は制作している時はプラスの感情よりもマイナスな感情の方が遥かに多いので、一体全体なんでわざわざ作品なんぞ作るのかと思う。勿論制作に至福の喜びを感じることを否定するわけではないのだが、どうも私はぐったり感の方が多い。士郎さんが人が作った作品なんてウンコだから、みたいな話をしていたらしく、私も自分の作った作品は子どもというよりもウンコと言ったほうが近い感じがする。それで作ったものをわざわざ広報して人に見てもらうわけだから、制作→展示ってかなりドMな行為なわけですね。でもこういうネガティブというか無常な感じでものを作っているほうが楽しい。という矛盾。

今日何となくデザインとアートの違いって何だろうかと考えてみたのでした。学生時代から時々この二つの違い考えたりしていて、前はクライアントがいるかいないかの差だと答えを出していたのだけれど、それだけでぱっくり割り切れるものではないなと思った。じゃあ違いは何か?と問われるとはっきりとは言えないのですが。大学院の時、本江さんの授業でこの話題が出て「アートは垂直、デザインは水平だ」とお話していて、さっぱり意味が分からなかった。今考えれば分かるかなと思ったけどやっぱり分からん。こういう話題はもやもやしているものをもやもやしながら考えるのがいいのかもしれない。あとこういうテーマに関してはこれからも素朴な疑問を持ち続けていきたいなとかぼんやり思ったのでした。作業にもどろ。

0828 memo

2008.08.28

昨日は初出張でした。

で、三島の遺伝研という名前の通り遺伝子の研究を戦後から続けている施設に行って来た。そこでDNAの採取の仕方や遺伝子のデータベース用の巨大サーバーなど見て来たのだけれど、あまりにも自分の普段やっていることとかけ離れていて異次元な体験でした。何が分からないのか分からない状態。そんな中、研究室で採取したDNAの塊を見せてもらったのは感動的だった。DNAとかって実際目に見えないから空想の産物のような感じがどこかでしていたのだけれど、ちゃんと存在するんだーみたいな感動があった。ちょっと前に「生物と無生物のあいだ」という本を読んだのだけれど、生物学のロマンってこういう所にあるのかなと思ったり。他にも分からないなりに感動出来るポイントがいくつかあっていい体験でした。多分この研究所に学生の時に来ていたら、elastic_cellとかああいう形のインスタレーションにならなかったかも。あと久々に富士山を見た。

結局三島からは日帰りで、今日は打ち合せだった。私一人で担当している案件なんだけれど、やっぱりまだ自分甘いなーというか、分かってないなーみたいなことがあって反省。悶々としながらオフィスに戻るときにアクシデント的なメールが突然届く。もうなんつーか、なんつーか過去を爆破したい、戦車で。戦車が無理ならスタンド攻撃でもいい。てか、世の女性がblogでスイーツネタ書いてるのに、なんで私自分のblogに戦車とか打ち込んでんの。もう自虐ネタは卒業しよう。自虐ダメ、絶対。

0823 memo

2008.08.23

もう8月23日だって。

今年の夏はほぼ終わったとみた。そういえば今日はメタモの日で、「メタモに行きたいです」と、Takachin先生にお話していたのにきれいにフェードアウトしてしまった。Takachin先生すいません、processing頑張ります。

8月も仕事やら何やらでドタバタしてしまい、あんまり夏らしいこと出来なかったのですが、ちゃんとお墓参りもしたし、あとみんなで花火とかして楽しかった。夏だ夏だと期待しつつも毎年こんな感じで終わる。そういえば今年の夏は蚊にまったく刺されなかった。身体の中の何かが変わってしまったらしい。



ちなみに8月中旬で、今の事業形態で仕事を始めて半年経ちました。月並みな発言ですが、やってみないと分からないことが多いです。実務経験を積んでから事業を始めたわけではないので心配事は尽きない感じでしたが、ご親切な方々のおかげでやってこれました。今日iccの中継見てたら、ただひ氏が「私一人の力ではなくて、みなさまのおかげです。(確か)」みたいなことを話していて、オリンピックのメダリストのインタビューみたいだった。そしてこういう感謝の気持ちって大事だなと思ったりしたのでした。私の今の状況なんぞ、本当に1人ではあり得ないことで。学生の時よりも更に足を向けて寝る方向がなくなっております。これは本当に立って寝るしかないかも、、

今後は雇っている社員の才能に嫉妬することなく、自分にしか出来ない仕事がちゃんと出来るように頑張りたいです。ああ、何このベタかつクサい抱負。。

と、これからカフェ屋で作業しに行きます。

0817 memo

2008.08.20

結局お盆の時期に実家に帰っていた。

今のような事業形態で働いていると休む暇ナシで、夏に実家に帰ることも出来ないはず、、と思っていたら帰れてしまったのでした。何とも言えない罪悪感。
ちなみにこの時期に帰ってきたのは、亡くなった祖父の個展が町の美術館で行なわれていたからなのだった。
祖父は50代中盤あたりで右半身付随になり、言葉が喋れなくなり、動けないために出来てしまった時間を全て絵を描くことに費やしていた。私が物心ついたときには、身体が動かない祖父が毎日黙々と慣れない左手で絵を描いていた。描いている内容も抽象的なもので理解しがたく、そもそも会話も出来なかったから、祖父は迂闊に近寄れない存在だった。そうこうしている内に、祖父は寝たきりになってしまい亡くなってしまった。
久々に美術館という場で祖父の絵画を見たら、血が繋がっている云々関係なく素直に楽しむことが出来た。大抵のアーティストは美大を出て(勿論そうでない人もいるが)ギャラリーや美術館をメインとした流れ?制度?の中で活動して行くと思うが、祖父の場合はそもそも絵を描く目的がリハビリのようなものだった。そのためか作品が誰か他の作家に似ているということなく、独特な絵具の乗せ方をしていて自由奔放な作品ばかりだった。私は6月にグループ展のために作品を作ったのだが、そのモチベーションとは全く違ったものだったんだろうな。

作品を見た後展覧会を企画してくれた美術館の館長さんとお話したのだが、祖父の作品は言うなればアウトサイダーアートみたいなものとのこと。会話の中でその単語が出て来るとは思わなかった。

0819 memo

2008.08.20

どうでもいい話。

私はX年ぐらい前から歯の矯正をしていて、歯医者さんからリテーナーという取り外しの出来る矯正器具を寝る時には着けるように指示されていた。最初のうちはちゃんと着けて寝てたのだけれど、性に負けて結局着けずに寝るようになってしまった。最近久しぶりに歯医者に行ったらやはりそのことを注意されてしまい、再度リテーナーを着けて寝るようにしたのだが、歯が動いてしまったのか着けるととにかく痛い。その痛さに夏の暑さも加わって、悪夢ばかり見るようになってしまった。夢の中で沢山の人が亡くなってしまったり、天変地異が起こったりと冗談抜きで怖い夢を連続で見るようになってしまった。

その内悪夢を見なくなってきたのですが、その代わりに着けていたはずのリテーナーが枕元に落ちているという現象が続くようになってしまった。寝る前着けているのに、起きると床に落ちているというのは悪夢とは別の怖さがあったのでした。いたずら好きの妖精かお盆の時期だったし先祖のはからいなのかしら。そんな感じで八月後半に差し掛かっております。

関係ないけれど、最近読んだG. ガルシア=マルケスのエレンディラがすごく面白かった。

0807 memo

2008.08.07

最近アマゾンのベストレビューアーのレビューが面白くてついつい見てしまう。これね

特に星を1個や2個ばかりつけている人のレビューは悪意に満ち満ちていて、そのエネルギーはどこから来るのかと思う。そしてそういうレビューの方が面白いと思ってしまう自分がいる。そう思ってしまう心理の根っこの部分が知りたい。

本と言えば、先月の誕生日に沢山本を頂きまして、忙しいのでさくさく読めてないのですが、ゆっくり一冊づつ消化しております。最近やっとワタナベ図書館から寄贈された「老後がこわい」を読破しました。内容は著者である香山リカの老後に関するエッセイなのですが、共感を求めて読むと恐らく評価しがたい内容になってしまっているので、「ああ、こういう人もいるんだな。」ぐらいの気構えで読むのがいいと見た。

しかし著者本人は自己正当化しすぎというか、答えなくていいことをわざわざ文章化してしまっているというか、「老後がこわい」という本を大々的に執 筆して、なるようにしかならないという結論で締めているのも或る意味すごい。なんだかんだで香山リカの文章は痛さや怖さが中毒性を持っていて、他に書いた本も読んでみようかなという気になって来る。謎。

クリエイティブの世界でもきれいにまとめたものよりも、怖いもの見たさをかき立てる作品の方が記憶に残ってしまうことってありますよね。そこが良かったり、悔しかったり、と無理矢理まとめてみました。オワリ。