iPhoneの充電ケーブル作ったよ(続き)

2010.10.13

先週、yunaさんがYouTubeにあげた動画が見事バズってしまい、先週末、慌てて多摩美に行って記録撮ってきたりしました。ちなみに今確認してみたら再生回数が99万突破してました。


嬉しい反面、まだあのケーブルはプロトタイプで、見た目はほとんど変えないと思うのですが、耐久性とか電源周りとかもっと完成度上げてから、ちゃんと動画で紹介しようと思っていたので、この展開は諸々考えさせられます。。なんせまだ名前さえもちゃんと決めてない状態だし。
ネット上だといつ何が起こるか分からないということですな。

—–

今更ですが、作った経緯などをザッとまとめてみます。長文です。

前々から自分が大学院のときからやってきた、特殊造形+電子工作シリーズをもっと日常に落とし込んだ図を見てみたいなとぼんやり考えていて、色々と身の回りにあるものを観察しつつ、アイデア探しをしてました。で、自分のデスクの下でタコ足にささったコードがぐちゃぐちゃしてるのを見て、電化製品とかPC周りのコードを生な素材に代えてしまうようなことをしてみたら面白いかなーと漠然と思い付いたわけです。

ただ何でもかんでも特殊造形で加工するには、依頼するにもお金も時間も掛かりすぎてしまうので、どれか一つに絞るなら、iPhoneの充電コードかなと、これもまた漠然と思い付いて、実装するタイミングを伺ってました。ただ漠然と言いつつも、思い返せば狙っていたところも何点かあって、一つはiPhoneのケースは沢山種類があるのにケーブルは全くなかったので、そのニッチな部分を狙っていったら面白いかなということ。あとは充電という、動作と動作の隙間というか、人が注目しない行為を目立たせてあげるというのもオツな感じがして充電ケーブルを作ることにしました。

締切がないと全然動かない人間なので、何か出すきっかけがほしく、MOMなら東京のMakeと違って人でごった煮することもないので、こっそり発表できるかなーと安易に考えて出すことにしました。そしたら結構お客さん来ていたという。

ケーブルの動画についてのコメントを見ると、eXistenZに関するコメントがけっこうあって、そらそうだなと。充電ケーブルを身体のどこのイメージにあてるか考えたとき、一番しっくりきたのがへその緒で、eXistenZを意識して別のものにして「?」なものになってしまうぐらいなら、素直に自分のイメージしたもので作った方がいいかなと思い、へその緒ケーブルでいくことにしました。

アクチュエータは以前から気になってたサーボモータを使ってます。学生のとき、三上さん(恩師)がサーボを大量に使った作品を作っていて、音とか動きとかの生っぽさが気になっていて、それを思い出したのと、夏に「路地と人」で見たユタカワサキ展「summer in summer」で展示されてた監視カメラの動きがすごくよくて、それらの影響からサーボを使ってみました。あと動きでないのですが、以前ブログにも書いたような、プロセス見せる系なアーティストの影響は結構受けている気がします。

コメントを見ると「欲しい」という意見がちらほらあって、素直に嬉しいです。PC周辺に限らず、シュッとしたデザインのプロダクトに対するアンチテーゼも込められているので、今回のケーブルのような無駄に溢れたものを欲しがってくれる人がいると安心したりもします。

今後の展開ですが、製品化できるならやってみたいです。それは利益云々な話もありますが、例えば電車に乗って、このケーブル出されたら隣に座ってる人はちょっとはびっくりすると思うのですが、そういうサプライズが伝播した図を見てみたいという想いがあったりします。あとただのネタとして消化されてしまいそうなので、そこは気をつけないといけないなと。いかんせん見た目の印象が強すぎるからなあ。

で、↓は先週末、母校で撮影してきた写真。カメラマンはプロが捕まらず、ただひにお願いしました。写真はもうちょっと撮影したいので、今度ニー林君にでもお願いしてみます。動画は現在鋭意編集中で、終わり次第YouTubeにアップします(予定)。

しかし本当に長文になってしまった。。

00

01

02

03



IPhoneの充電ケーブル作ったよ

2010.10.02

この前、ほとんど告知せず参加してきたMOM01で動く充電ケーブルを展示してきました。


yunaさんがアップして下さった動画

twitetrからあげた動画

やたらと反響があるので早くドキュメントとかまとめなくては。

取り急ぎご報告まで。