1118 memo

2009.11.18

昨日、多摩美の造形表現学部(夜の多摩美)にて千原航さんの「現実」という授業を見学してきた。DCデザイン演習3年次「妄想」という授業に関しては色々と見たり、聞いたりしていていたのだけれど、自分が学生のときに受けたこともないような授業内容でとても面白そうだった。実際どんなものか見てみたかったのでお誘い受けて行ってみたのです。

ちなみに「現実」の授業では以下のような内容を行う予定とのこと。

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●日本全国のかわいい公募に全員本気で応募する。
(最近強要したのは「あったらいいな~!おせんべいグランプリ2009」)

●受講者全員がグループを結成し、ゼミ期間内に仕事を得ることを目標に本気で社会に営業にいく。
リアルな経緯と結果を全員の前で報告する。

●ゲスト講義+ワークショップを受ける。(合計5-6回予定)
さらに当日の感想をゲストにフィードバックするため、
上記グループが協力し冊子と映像で記録を残し、まとめる。

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昨日はゲスト講師に野中モモさんとばるぼらさんを迎えて、出版物(同人誌、ミニコミ、ZINE、etc…)についてのレクチャー。

1940年代から個人が雑誌を作るムーブメントが起こり始めていたみたいで、その当時作られた同人誌から2000年代に作られたものまで、お二人が持って来た実物のアーカイブが素晴らしい。内容もマンガ、文学、音楽からフェミニズム運動系、タウン誌的なものまでジャンル多数すぎ。音楽一つとっても「女性のロック専門」とか「ゲイで黒人のパンク」とかポイントが絞られているものが多く、他の雑誌では大まかにしか取り上げられない情報を見せるメディアが欲しくて、個人が作り始めたというものばかり。そんな同人誌、ZINEが無造作に置かれた机のカオスさはかなりテンション上がるものだった。

野中さんが、最近はアートブックとしてのZINEが多いけれど、ZINEでなければならないカルチャーが発行した冊子の方がいい、みたいな話をしていて何か分かる気がした。ちなみにお二人が持って来た冊子の中で面白かったのは、「なぞまん」という結構著名なデザイナーが適当に書いたナンセンスマンガを集めた冊子や、川端康成の雪国を涼宮ハルヒの口調で書き直した「涼宮ハルヒの雪国」。あとはSFCの福田和也ゼミの学生が学校の予算で作った「monsoon」が面白かった。やりたい放題な感じで。

個人的な感想:「ZINE作ってみたくなった!」



授業のあと、千原さんとお話したのですが、何と私の作品を知っていらっしゃったのでした。何でも前回の「現実」ゲストだった船田戦闘機さんがMake特集で紹介してくれていたらしい。「諸星大二郎とデヴィッド・リンチを合わせたみたいで面白い」とのことでした。恐縮であります。

この前、加賀谷さんが急遽、電通のプランナーの方を紹介してくれて、その方もMakeで私の作品を見て興奮してくれたらしい。ちなみにゴスロリ好きな人でゴス系には受けると思う、とのアドバイスを頂きました。

そんなMake:Tokyo Meeting 04ですが、スタッフとして参加することになりそうです〜。