2015年1月13日

2015.01.14

私が大学3年から大学院までお世話になった三上晴子さんの訃報が多摩美のサイトで告知されました。
http://www.idd.tamabi.ac.jp/art/obituaries/20150113/

ああ悲しい。とても悲しい。

私は色んな学科を受験した中で情デだけ受かったから情デを専攻していたという、しがない学生だったのですが、三上さんのゼミでやってることがとても魅力的に見えて、3年から三上ゼミでインスタレーションの制作を始めたのでした。そのままぼんやりと美術や研究の憧れから大学院まで進学してしまった私に三上さんは「この2年間は自称でいいからアーティストとしてやっていきなさい」とアドバイスしてくれて、私はその言葉をまんま鵜呑みにし、要領が悪いながら制作だけに時間を費やしていました。院一年のとき作った作品が群馬の意味不明なコンペで最優秀賞を取ったとき、三上さんがとても喜んでくれたことを覚えています。当時の同期の中では一番日の目を見ていなかった私を見捨てずに面倒見てくれました。

卒業するとき「飯沢さんはバイトしながら作家ね!」と一言言ってくれたものの、結局半端に仕事をし、肩書き不明になっている自分が葬儀のとき何だか申し訳なかったです。ただそんな院生活があったからこと今の自分があるのも確かで。

お通夜と告別式に参加して、現実を目の当たりにしたはずなのに、どうも現実感がない。でも、もしかしたら今後自分はゆるゆる続けている制作活動の中でこれだ、と言えるものができたとしても三上さんから何か意見をもらうことができないんだなーと思ったら、身体中から力が抜けてしまう感じがした。最後に話をしたのは神保町でやったタダ飯山のときだろうか。もっとあのとき話をすればよかったなぁ。

ご冥福をお祈りします。私は粛々と続けていきます、多分。