We collected iPhone Home screens from people of various generations and occupations, and published them in this book form.

Seeing people playing with their smartphones in a train had already become a casual daily scenery. This scene occurred an interest to us in what is displayed in each of their smartphone Home screens, and it also became the start of this project. The screen of smartphone that everyone cannot do without is a private space closed to the public, and we can imagine the owner’s character, interests, concerns, and what he/she is thinking through the screen.

Since it is situated very close to each of us, it might be possible to say something that is quite similar to the fragments of the era are unconsciously recorded in each Home screen. We preserved these existences which transform and disappears every day by extracting in the static form of a book. We hope this book to be an archive reflecting contemporary realities of peoples and to remain as an extracted memory of the present era.

Editorial and Planning : Mio I-zawa and Yurie Hata
Art Direction and Design : Yurie Hata
Translation : Miki Hayashi
Bookbinding : Kato Seihon
Cover Photo : PIXTA https://pixta.jp/photo/30635746
Special thanks to everyone who offered their iPhone Home screens to us. 

Mio I-zawa http://iimio.com/
Yurie Hata http://hatayurie.com/

Buy from here!→https://somebodyshop.thebase.in/

様々な年代、職業の人からiPhoneのホーム画面のスクリーンショットを収集して、一冊の本としてアーカイブしました。

もはや日常風景になっている、電車の中で人々がスマホをいじっている光景。
その様子を見て、それぞれのスマホのホーム画面には何が映っているのだろうか、ふと興味を持ったことがこのプロジェクトを始めたきっかけとなっています。皆が片時も離さないスマホの画面は、今のその人を表す、公にされないプライベートな空間です。
集められたホーム画面には誰かの家の本棚を見るような楽しさがあり、こういう人がこういうものを見ているのだというその時のリアルを垣間見ることができるものです。また残った通知の数やバッテリーの残量数は、スクリーンショットが撮られたときの持ち主の状況や情景を想像させてくれます。

それぞれのホーム画面は都度変化し、いつかは消えてしまうものです。
端末のUIのデザインが変わってしまうと、何日かは違和感を感じるのに、いつの間にか慣れて前のデザインを忘れてしまう。そして、久しぶりに前に使っていた端末を立ち上げると、とても古く・懐かしく感じたりする。
現在この本を見ても、まだ見慣れた画面が並んでいる様に思えますが、時を経る毎に、この本を開いた時に受ける印象は、どのように変化していくでしょうか。

人々の生活に近いものであればあるほど、流れるように変化を繰り返してしまい、後に残りにくいものです。しかし、人々が毎日触っているものにこそ、その時代の一部分を見ることができると考えています。
時代の記録の残し方は様々ですが、このアーカイブが現在をある部分から切り取った記憶として、残っていくことに期待しています。

企画・編集 飯沢未央、畑ユリエ
アートディレクション・デザイン 畑ユリエ
翻 訳 林みき
製 本 加藤製本
協 力 iPhoneのホーム画面をご提供頂いたみなさま
iPhoneホーム画面収集期間 2016/10 ~ 2017/8
Mio I-zawa http://iimio.com/
Yurie Hata http://hatayurie.com/

購入はコチラから→https://somebodyshop.thebase.in/
Back to Top